宮城県白石市にあるパチンコ店の景品交換所で火災が発生し、従業員の男性が意識不明の状態で救急搬送されるという出来事がありました。
■ 「煙が充満している」と通報
火事が起きたのは、白石市大平森合にある「ぱちんこ銀や」の敷地内にある景品交換所。
「建物の中に煙が広がっている」と、店の従業員から消防に通報がありました。
すぐに消防車6台が出動し、約10分で火は消し止められました。
■ ストーブ近くのごみが燃えた可能性
消防の調べによると、火元は電気ストーブの近くにあったごみとみられています。
幸い火の勢いは強くなく、景品交換所全体が焼けるような被害はありませんでした。
■ 中で倒れていたのは従業員の男性
火が消し止められたあと、交換所の中で60代とみられる男性従業員が意識を失って倒れているのが見つかりました。
すぐに病院へ搬送されましたが、現在も意識不明の状態が続いています。
男性には目立った外傷もなく、火の被害も軽微だったため、警察は「先に男性が体調不良などで倒れ、その後に火が出た可能性がある」とみて調査を進めています。
■ 病気による意識不明が先か?原因を調査中
現在、警察と消防が、火災の詳しい出火原因や男性の病状の関係性について調べています。
パチンコ店の関係者や常連客からも、驚きと心配の声が広がっています。
■ 利用者も注意を ストーブや電気機器の管理を徹底しよう
景品交換所は一般客も立ち入らないため見落とされがちですが、冬場や寒い日には暖房器具を使用している場合も多くあります。
スタッフの体調管理はもちろん、ストーブや電気機器の取り扱いにも注意が必要です。
▶️ 一人勤務の時間帯などでは、定期的な声かけや安否確認も大切です。
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