年末になると話題になるのが、三重県限定の「オールナイトパチンコ」。
「え、パチンコって深夜営業ダメなんじゃないの?」
「なんで三重だけ徹夜で打てるの?」
そんな疑問を持ったことがある方へ、誰でもわかるようにカンタンに解説していきます!
■ 普通は夜0時に閉まるパチンコ店
全国のパチンコ店は、夜0時〜朝6時までの営業は禁止されています。
これは「風営法」という法律で決められていて、カラオケやスナックなども同じようにルールがあります。
でも、三重県だけは大晦日から元日の朝にかけて、朝6時まで営業してもOKとされています。
■ なんで三重だけ“特別”なの?
これは、三重県の**「県のルール(条例)」**で特別に認められているから。
三重県のルール(年末年始)
- 12月31日〜1月1日 → 朝6時まで営業OK!
- それ以外の日でも、年末年始は普段より営業時間が長くなっている
この特別ルールがあるおかげで、年に一度だけ徹夜でパチンコができるというわけです。
■ 理由は「伊勢神宮の初詣」があるから?
よく言われるのが「伊勢神宮の参拝客にトイレを貸すため」という説。
これも一応は正解です。
大晦日から元日にかけて、伊勢神宮には全国からたくさんの参拝客が来ます。
夜通し人が動く中で、パチンコ店が空いていれば「トイレが使える」「明るくて安心」などのメリットもあります。
■ 実は“トイレ”だけじゃない!三重が続けるメリット
トイレ以外にも、パチンコ店がオールナイト営業することでこんな効果があります。
✅ 夜の街が明るくなって安心
人通りが少ない夜に、パチンコ店の灯りがあることで、防犯にもつながります。
✅ 経済効果もバツグン
県外から打ちに来る人も多く、
- コンビニ・ガソリンスタンド
- 飲食店・ホテル など、地元全体がにぎわう一大イベントになっています。
■ じゃあ他の県もやればいいのに?
実は、他の県でも条例さえ作ればオールナイト営業は可能です。
でも、今の時代は「パチンコ=悪いイメージ」と考える人も多く、
新しくオールナイト営業を始めるには世間の反発も大きそうなんですよね。
「三重だけ特別」という形が長年の慣例として許されているだけで、
新しく始めるのはかなり難しい…というのが現実です。
■ ちなみに、三重でも反対の声はある
実は三重県でも、「徹夜営業はやめてほしい」という**陳情(意見の提出)**が何度か出されています。
- ギャンブル依存の心配
- 近所の迷惑
- 若い人への影響 など
その一方で、パチンコファンや地元の人からは
「毎年楽しみにしてる」「街がにぎわっていい」など、賛成の声も多いのが現実。
■ まとめ:年に一度の“パチンコ初詣”ができるのは三重だけ!
- 三重県だけ、条例でオールナイト営業が特別に認められている
- 理由は、初詣の参拝客対応+地域のにぎわい作り
- 他県も理論上はできるけど、時代的に難しい
- パチンコファンにとっては、1年に1回のビッグイベント
「年越しそば → 神社 → パチンコで朝まで勝負」
そんな“パチンコ初詣”が楽しめるのは、今のところ三重県だけ!
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