こんにちは!
今回は、パチンコホール(お店)が最近とくに苦しんでいる原因のひとつ、「新台の売られ方」に関する問題についてわかりやすくまとめました。
普段パチンコを打つ方も、「なんでこんなに新台ばっかり?」とか「ホールがどんどん閉店してる…」と感じたことありませんか?
実はその背景に、業界の根っこを揺るがすような“売り方”の問題があるんです。
■ ホールが怒っているのは「新台の売られ方」
2024年2月ごろ、あるパチンコ関係者がSNSで「とある文書」を公開し、話題になりました。
その内容は、全国のパチンコホール団体が、
「最近の新台の売られ方、さすがにおかしくない?」
と、パチンコ台を作っているメーカーや販売会社に疑問をぶつけたものでした。
■ どんな売り方が問題なの?
たとえば、こんな声がホール側から上がっています。
- 「あの人気機種を買いたいなら、売れない機種もまとめて買ってください」
- 「たくさん買ってくれたら次回も優遇しますよ」
…いわゆる**“抱き合わせ販売”や“付き合い前提の売り方”**です。
こういう売り方が横行すると、ホールは以下のように疲弊していきます。
- 本当に必要な機種だけ買えない
- 売れない台まで大量に買わされて赤字
- 毎月新台が出てくるので、さらにお金がかかる
- その負担が最終的にユーザーにも跳ね返ってくる
■ 「こんなことしてたら業界が終わる」との声も…
実際に、ホール関係者のコメントにはこんなものもありました。
「今の販売方法は“お付き合い”のレベルを超えている」
「売れない台も買わされてホールが潰れる」
「このままだと業界全体の衰退につながる」
つまり、ホールとメーカーの関係が“対等”ではなくなってきているということなんです。
■ ホールが文句を言っても変わらない?
この問題に対して、ホール団体はちゃんとメーカー側に調査結果を送り、改善を求めています。
でも、メーカーや販売会社からのはっきりとした回答はまだ出ていないそうです。
しかも、この販売方法が「独占禁止法(=独り占めしちゃダメって法律)」に違反するかどうかを証明するのも、かなりハードルが高いとのこと。
■ ホールが潰れると、どうなる?
もしホールがこのまま減り続けると…
- 打てるお店が少なくなる
- 選べる機種も減る
- 競争がなくなって釘も厳しくなる
- ユーザーの負担がどんどん増える
…という、負のスパイラルに突入してしまう可能性があります。
■ まとめ:業界全体が「余裕がない」時代に
- ホール:新台を買わされて経営が苦しくなる
- メーカー:売上は伸びるけど、ユーザーやホールの声は届きにくい
- ユーザー:打ちたい機種が減り、環境が悪化する可能性も…
この問題は、今のパチンコ業界全体が**「余裕をなくしている」**ことの表れかもしれません。
📌 最後にひとこと
「最近パチンコきついな〜」「お店が少なくなったな」と感じる方は、
こういう**“表に出づらい業界事情”**が背景にあることも、ちょっと知っておいても損はないと思います。
コメント